季節の禅語 烟霞不遮梅香〜

2024年03月01日

 この一週間くらいお天気悪かったので、少し晴れ間が見れて嬉しい本日、3月1日金曜日です。週末は少し冷え込むみたいです。ここのところ、霧がよく出るなぁと思っていましたが、季節柄の様です。

 

 ちなみに、古き良き日本語としては、

春に出るのは「霞(かすみ)」、

秋に見られるのが「霧(きり)」

だそうで、気象学的な用語とは別の解釈があるみたい。そして夜の霞は「おぼろ」と呼ぶそうです。

 

 烟霞

 さらに、「霞」は『たなびく』、「霧」は『たちこめる』と表現するそう👀!

 

この季節に用いられる禅語に、

「 烟霞不遮梅香 (えんかばいこうをさえぎらず)」というのがあります。

 自分の迷いや煩悩を霞に、心願を梅の香りに見立て、精一杯の願いは煩悩にさえぎられることなく、その思いが消化されることを表していると解釈できる言葉です。かっこいいですね✨

 

*禅語は仏教的な教えを短い言葉で表したもので、茶室の掛軸などに良く好まれます。